ニール・ブロムカンプ監督「第9地区」続編に着手
2013年7月29日 20:00
[映画.com ニュース] 初メガホンをとった「第9地区」(2010)が大ヒットし一躍脚光を浴びたニール・ブロムカンプ監督が、続編となる「第10地区(District 10)」に取りかかっていることがわかった。
南アフリカ共和国を舞台にした「第9地区」は、1982年に突如UFOが飛来し、政府は異星人たちを難民として受け入れるが、特別居住区・第9地区はスラム化。2010年、難民増加を懸念した超国家機関MNUが、難民を第10地区に移動させる計画を立て、MNUの職員ヴィカスは立ち退き要請のため第9地区を訪れたところ、不注意で謎の液体を浴びてしまい、徐々に体に変化が表れる。
米Wiredによれば、ブロムカンプ監督は妻で「第9地区」共同脚本家のテリー・タッチェルと、18ページにわたる「第10地区」のトリートメント(詳細なあらすじ)を執筆したようだ。気になるその内容については堅く口を閉ざしており、「とんでもなくクールだ」とだけ語っている。
また、ブロムカンプ監督は新作「エリジウム」で組んだプロデューサーのサイモン・キンバーグから、新「スター・ウォーズ」の監督を打診されたが辞退したことも明かしている。
マット・デイモン、ジョディ・フォスターが主演するSFサスペンスアクション「エリジウム」は、9月20日から日本公開。