メンバーも自信の「メタリカ」3D映画、2013年公開決定!
2013年7月23日 12:51
[映画.com ニュース] 米人気ヘビーメタルバンド「メタリカ」にスポットを当てた3D映画「メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー(原題)」が、今年劇場公開されることが決定した。同作に出演したバンドメンバーは7月19日(現地時間)、米サンディエゴで開催された「Comic-Con International 2013」に出席し、主演した若手俳優デイン・デハーンらとともに会見に臨んだほか、ミニライブを敢行した。
「プレデターズ」(2010)のニムロッド・アーントル監督が脚本も兼ねたライブアクションエンタテインメント。本作のために行われたカナダ・バンクーバーのロジャースアリーナ公演を、24台のカメラで撮影したライブシーンと、デハーンらが出演するドラマパートで構成し、迫力ある3D映像に仕上げた。
会見は、コミコン会場最大規模のHALL Hで行われ、ファンと報道陣によって約6500席が埋め尽くされた。ドラマーのラーズ・ウルリッヒは、本作のプロデュースも担当しており、フッテージ映像などへのファンの反応に喜びをあらわにし「オレたちはアルバム製作が大好きだし、今でも新譜をつくれることに感謝しているけれど、この映画はアルバムを聞くよりさらに、オレたちに親しみを感じてくれると思う。オレたち4人の真ん前でダイナミックなライブを体験できる作品になっているからね」と自信をのぞかせた。
デハーンは、「クロニクル」「アメイジング・スパイダーマン2」などの話題作に出演を重ねている注目の若手俳優で、本作のドラマパートでも重要な役どころに挑戦している。本作のオファーを受け、初めてバンドの楽曲に触れたそうだが、「普通のコンサート映画だと思ったら大間違いだよ! とんでなくクレイジーな映像が続くんだ」とアピールしている。
「メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー(原題)」は、13年に全国で公開。なお、アメリカでは9月27日からIMAX 3D先行公開、10月4日から全米公開となる。
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