マッカーサー元帥を演じるトミー・リー・ジョーンズ、在日アメリカ大使館を訪問
2013年7月18日 12:33

[映画.com ニュース]太平洋戦争直後の日本とアメリカの史実をもとに描いた歴史サスペンス映画「終戦のエンペラー」に出演するマシュー・フォックス、トミー・リー・ジョーンズが来日し7月18日、東京・港区の在日アメリカ大使館を訪問した。同所は昭和天皇と、ジョーンズ演じるダグラス・マッカーサー元帥の会見が行われた場所で、映画にも重要なシーンとして描かれている。
大使館別館の大使公邸で行われたフォトコールには、フォックスとジョーンズをはじめ、初音映莉子、西田敏行、桃井かおり、メガホンをとるピーター・ウェーバー監督(「真珠の耳飾りの少女」)も出席。終戦後、日米関係の転機となった歴史ある荘厳な空間に、一同は息をのんでいた。
日本が連合国に降伏し、第2次世界大戦が終結した1945年8月。GHQを率いるマッカーサー元帥は日本文化を研究し、日本に対して格別な思いを抱くボナー・フェラーズ准将(フォックス)に対し、太平洋戦争の真の責任者を調査するよう極秘に命じる。
大使館訪問を前にホテルオークラ東京で開かれた会見で、ジョーンズは「終戦後、日本を救い、平和をもたらせようと奮闘する人々の姿に感動した」とシナリオの感想を明かし、「最初は自分がマッカーサー元帥に似ていないから、引き受けるのは躊躇したが、サングラスとコーンパイプで何とか役に近づけるかなと思った」と述懐した。
映画の主人公であるフェラーズ准将を演じたフォックスは、「今まで知らなかった歴史を学ぶ機会になった」と背筋を伸ばす。初音演じる日本人留学生・アヤとの恋愛模様も見どころだといい「撮影前、初音さんと一緒に映画を見たり、食事をしながら信頼関係を作っていった」と役作りを振り返った。ジョーンズとフォックスの両人は、まだ本編を見ていないそうで「今夜行われるジャパンプレミアで、日本の皆さんと一緒に見るのが楽しみだよ」(フォックス)と期待を寄せていた。
「終戦のエンペラー」は7月27日全国公開。
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