松本零士氏「ハーロック」コンセプトルームに直筆サイン「自分の家にも作りたい」
2013年7月18日 19:00

[映画.com ニュース] 総製作費3000万ドルの巨費を投じた松本零士氏原作のCGアニメーション映画「キャプテンハーロック」の世界初コンセプトルームが7月18日、東京・台場の「ホテル グランパシフィック LE DAIBA」で報道陣に公開された。駆けつけた松本氏は壁に直筆のサインを刻み、「不思議な感じ。自分の家にも作りたい」と“船出”を祝った。
1978~79年にテレビ放送された「宇宙海賊キャプテンハーロック」を現代にリブートした本作。同コンセプトルームは、劇中で重要な舞台となる宇宙戦艦アルカディア号のキャビンをイメージし、主人公ハーロック専用の“艦長席”も完備。松本氏が書き下ろした設定資料やキャラクターたちの肖像画が壁に飾られ、乗組員さながらの気分を楽しめる作りとなっている。宿泊プランは7月20日から12月20日まで。
ハーロックのマントを身にまとって登場した松本氏は、「終戦直後のちっちゃい時に汽車道の線路脇を、『ハ-ロック! ハーロック!』と号令をかけながら歩いていた。自然発生的に生まれた言葉で、それが自由に大航海をしたいという夢につながった。その思いが今よみがえってきて感慨無量」と語った。
艦長席に座った松本氏は、「窓を開けると海が見えるし、こんな大きい壁画もなかなかない。この椅子、俺の部屋に欲しいなあ。これに座ってテレビを見たい」とご満悦の様子。女性や海外からの予約問い合わせも多いと聞き、「うれしい。ハーロックは決して亡霊ではないので、ここで楽しい夢を見てください」と語りかけた。
映画「キャプテンハーロック」は、「APPLESEED アップルシード」の荒牧伸志が監督を務め、「亡国のイージス」「機動戦士ガンダムUC」の福井晴敏が脚本を手がけたCGアニメーション大作。主人公ハーロックの声に小栗旬、物語のカギを握るキャラクター・ヤマに三浦春馬、アルカディア号のクルーで蒼井優、古田新太、福田彩乃らが参加する。9月7日から全国で3D/2D公開。
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