原田知世、角田光代原作のNHKドラマ「紙の月」に主演
2013年7月12日 08:00

[映画.com ニュース] 女優の原田知世が、2014年1月放送のNHKドラマ10「紙の月」に主演することが分かった。直木賞作家・角田光代氏が第25回柴田錬三郎賞を受賞した同名小説のドラマ化で、原田が同局のドラマに出演するのは2011年度連続テレビ小説「おひさま」以来となる。
原田が演じる主人公・梅澤梨花は、ささやかな幸せを追い求める主婦。妻を養っているという自負の強い夫との間には溝があり、ある出会いをきっかけにパート先の銀行から1億円を着服し、海外に逃亡してしまうという役どころだ。
夫・正文との間に子どもはなく、ふたりで暮らしている梨花は、銀行のパート職員として働き始める。渉外係として顧客の家を訪問し、家事なども手伝ううちに、一人暮らしの高齢者たちから信頼されるように。ある日、上得意の平林孝三の家で、孝三に借金を頼みにきた孫の光太と出会ったことから、梨花は大きく変わっていく。2年後、高校時代の友人の岡崎木綿子と中条亜紀は、梨花が起こした横領事件をたどるうち、それぞれが抱える心の闇と向き合うことになる。
梨花の友人で、異常なまで倹約にこだわる岡崎を水野真紀、買い物依存症が原因で離婚し、親権を失った中条を西田尚美が演じるほか、梨花に気に入られようと大金を預ける平林孝三役にミッキー・カーチス、学生ながら多額の借金を抱える光太役に満島真之介がキャスティングされた。冨士眞奈美が顧客の名護たま江役、光石研が夫の正文役で出演する。
同局のドラマ「胡桃の部屋」や「眠れる森の熟女」の脚本家・篠崎絵里子が脚本を執筆し、黛りんたろうと一色隆司が演出を手がける。音楽は住友紀人が担当。6月末から東京都内や近郊、タイで撮影が行われており、8月下旬にクランクアップを予定している。
「紙の月」は、2014年1月7日から連続5回の放送予定。
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