ついに“幕引き”「銀幕前夜祭り2013」に全国からファン4万人が集結!
2013年6月30日 06:00
[映画.com ニュース] 空知英秋氏の人気漫画をアニメ化した「銀魂」の劇場版最新作「劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ」の公開を記念し6月29日、東京・両国国技館で「劇場版銀魂 銀幕前夜祭り2013」が行われた。昼夜2回公演で2万人が駆けつけたほか、全国81スクリーンでライブビューイングが行われ、合計4万人のファンがイベントに参加した。
原作は、2003年から「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載され、単行本の累計発行部数が4400万部を突破した大ヒット漫画。興収10億円を記録した劇場版第1作「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」(10)から3年ぶりに公開される本作は、原作者の空知氏によるオリジナルストーリーで、アニメ「銀魂」のラストエピソードとして、これまで語られることのなかった真実が明かされる。それだけにファンの熱気も壮絶で、人気声優たちが控える楽屋を生中継した粋なオープニング演出から、会場は割れんばかりの歓声に包まれていた。
この日は主人公・坂田銀時を演じる杉田智和をはじめ、阪口大助(志村新八役)、釘宮理恵(神楽役)、千葉進歩(近藤勲役)、中井和哉(土方十四郎役)、鈴村健一(沖田総悟役)、太田哲治(山崎退役)、石田彰(桂小太郎役)らが出席し、“祭り”ムードを盛り上げるなか、アフレコバトルや完成報告会見を実施。杉田は「『欲しい』か『必要』か二択する場合、ふだんなら必要を選ぶが、アニメ『銀魂』は初めて欲しいと思った作品。それだけ特別な存在だし、集大成となる劇場版が本当の本当に公開されます!」と感無量の面持ちだった。
会見には藤田陽一監督も同席し「一昨日の朝、ようやく本編が完成しました」と報告。「映画をご覧になった空知先生が『誰だよ。こんなおもしろい話を書いたのは』とおっしゃっていた。自信をもってお届けできます」と胸を張り、本作の一部シーンを日本最速でお披露目した。また、原作者の空知氏からは「7年間、アニメ『銀魂』を応援してくれて、ありがとうございました。今まで支えてくれた、すべての人のために作った映画です」とメッセージが届き、約2時間半に及ぶイベントは盛大に幕を閉じた。
「劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ」は、7月6日から全国で公開。
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