福山雅治、3000人の香港ファンに“再会”を約束「すぐに会いましょう!」
2013年6月28日 05:00

[映画.com ニュース]俳優で歌手の福山雅治が、香港を席巻--。6月27日(現地時間)、主演映画「真夏の方程式」のプロモーションで、高さ約490メートルと香港一の高層ビル「SKY100」で現地報道陣に向けた会見を行い、ショッピングセンター「ハーバーシティ」でのレッドカーペットイベントでは約3000人のファンを前に「皆さま、ひとりひとりの気持ちがすごく伝わりました。またすぐに会いましょう!」と満面の笑みで挨拶した。
前夜に香港入りした福山の空港での様子を地元各紙が大々的に報道。多くのファンが駆けつけた香港国際空港の混乱ぶりは、中国で絶大な人気を誇る韓国の男性アイドルグループ「スーパージュニア」をしのぐものだったという。福山は「こんなに歓迎してくださるのなら、もっと早く来れば良かった」とおどけたが、「映像作品のもつ波及効果は絶大。国を越え、言語の壁を越えて見られる機会が多いんだと実感しています」と感無量の面持ちを浮かべた。
地元メディアの期待も天井知らずだ。明報紙の高玉燕記者は、「アーティストとして常にポジティブなイメージで、ファンだけでなく香港の全てのメディアが彼が来ることに期待していた」と語る。インタビューした印象についても、「私たちの質問をまじめに聞いて、じっくり考えてから答える姿に感動しました。ハリウッド俳優が質問に答えてくれるのは1問くらいですから」と感激しきりだった。
5月にフランスで行われた第66回カンヌ映画祭での感動を述懐する福山。是枝裕和監督作に主演した「そして父になる」の審査員賞受賞に触れ、「作品の伝えたかったことが届いたんだなという感動を得られた。嬉しかったし、そういうことを自分はやりたいんだと再確認しました」。だからこそ、香港の熱烈な歓迎ぶりにも改めて謝意を示す。香港出身の俳優で監督のサモハン・キンポーも来場したレッドカーペットでは、積極的にファンに手を振り、「こうやって作品をもって香港に来られたことで、温かく歓迎していただいている。本当に忘れられない夜になると思う」と頭を下げた。さらに、熱い視線をおくるファンを前に「近いうちに必ず来たい。いや、来なければいけないですね」と力説した。
興行収入49億2000万円を記録した「容疑者Xの献身」以来約5年ぶりに湯川を演じた福山。原作は東野圭吾氏の「探偵ガリレオ」シリーズ第6弾で、長編3作目の同名作。子ども嫌いを公言する湯川が、海底鉱物資源の開発計画の説明会で訪れた海辺の町で、10歳の少年・恭平とひと夏を過ごす姿を描く。
なお、福山は29日に東京で行われる初日舞台挨拶に登壇し、その後は全国キャンペーンに出発する。7月4日には台湾でも舞台挨拶を行う予定だ。
「真夏の方程式」は、6月29日から全国で公開。
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