芸人志望の水沢アリー、中尾彬の助言で女優に転向?「全力で頑張る!」
2013年6月25日 19:54

[映画.com ニュース] 俳優の中尾彬とタレントの水沢アリーが6月25日、ロンドンの風変わりな合唱団を描いた映画「アンコール!!」の公開記念イベントに出席。“第2のローラ”としてブレイク中の水沢は、初対面の中尾に「『志乃はねえ』っていうイメージ。大御所さんだし怖い人なのかなと思っていたけど、底知れぬ懐の深さにこれは飛び込むしかないなと思った!」とすっかり心酔。かねて芸人志望を主張してきた水沢だったが、中尾から「感性あるなら女優やれば?」と助言され、「じゃあ女優にする~。何でも挑戦したいからできる限り全力で頑張る!」とノリノリだった。
気難しい頑固老人のアーサーが、病弱な愛妻マリオンのためにロックやポップスを歌う合唱団「年金ズ」に参加したことで、再び人生に前向きになっていく姿を描き出す。英国の名優テレンス・スタンプとバネッサ・レッドグレーブが熟年夫婦を好演する。
中尾は、「心洗われるような上品な映画で久々にホロリとした。そばでカミさんも見ていて、『これが映画のもつ魔法かな』と言っていた」と劇中夫婦のように妻の池波志乃と仲睦まじく観賞。同世代のスタンプに深く感情移入したそうで、「45年くらい前にフェデリコ・フェリーニの『世にも怪奇な物語』を見て、素晴らしい役者が出てきたなと思っていた。北野武のヤクザ映画もいいけどこういうのもやってみたい。亡くなった夏八木勲を思い出した。彼なら日本人の良いお父さんをやるんじゃないかな」と思いを馳せていた。
水沢も、「登場人物が老いぼれさんだから共感できるか不安だったけど、久々にボロボロと泣いちゃった。家族に優しくしたいなと思ったし、音楽の力を改めて感じた。コーラス仲間が生き生きと老後を楽しんでいる姿を見て、おばあちゃんにもコーラスを勧めてみようと思った」と感化されていた。
また、水沢は平均年齢66歳のアカペラ合唱団「東京バーバーズ」と「over the rainbow/虹の彼方に」の合唱に挑戦し、中尾をうならせていた。「アンコール!!」は6月28日から公開。
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