J・J・エイブラムス「ミステリー・ゾーン」制作者の脚本をドラマ化
2013年6月10日 12:30
[映画.com ニュース] J・J・エイブラムスの制作会社バッド・ロボットが、「ミステリー・ゾーン」などを生み出したクリエイター、ロッド・サーリングの未発表脚本「The Stops Along The Way」のテレビドラマ化を手がけることになったと、バラエティが報じた。
サーリングは、「ミステリー・ゾーン」(「Twilight Zone」)のクリエイター兼出演者として知られ、数多くの米テレビドラマを生み出したヒットメーカー。「The Stops Along The Way」は、サーリングが1975年に死去する前に執筆した最後の完成脚本で、ミニシリーズとして企画されたものの、これまでに具体化されたことはない。
エイブラムスは、生涯で最も影響を受けたテレビシリーズとして「ミステリー・ゾーン」を挙げているほどのファンとして知られ、「エイリアス」「LOST」「フリンジ」といったドラマにその影響が色濃く出ている。
一方、未亡人のキャロル・サーリングにとってもエイブラムスは理想のクリエイターのようで、「興味を持ってくれるばかりか、ドラマ化を手がけてくれることになり、信じられないほど興奮しています」と述べている。ドラマの内容は明かされていないが、サーリングらしいSFであることは間違いなさそうだ。