実写版「魔女の宅急便」小芝風花演じるキキ、初お披露目!
2013年5月31日 05:00

[映画.com ニュース] 宮崎駿監督がアニメ化したことで知られる角野栄子氏の名作を、清水崇監督(「呪怨」シリーズ)が初実写映画化する「魔女の宅急便」のスチール写真が公開された。約500人が参加したオーディションで主人公キキ役を勝ち取った新人女優の小芝風花が、“魔女カラー”である黒のワンピースに身を包み、トレードマークのほうきを片手に凛とした表情を浮かべている。
原作は、1985~2009年に全6巻が発表された角野氏の同名児童文学(福音館書店刊)。魔女として修業に出た少女が、さまざまな経験を通して成長していく姿を描き、アジアやヨーロッパでも翻訳版が出版されるなど、各国で愛読されている。今作は、「八日目の蝉」で第35回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞し、「おおかみこどもの雨と雪」では細田守監督とともに脚本を執筆した奥寺佐渡子が参加し、実写化に挑む。
小芝は、12年にフジテレビ系で放送されたテレビドラマ「息もできない夏」で、武井咲の妹役で女優デビュー。本作では、清水監督の「キキは野生児っぽい女の子にしたい」という意向通り、キキの実家玄関前で元気でエネルギッシュな姿を見せている。初日の撮影を終えた小芝は、「“魔女の服”を本番で着たのは今日が初めて。“いよいよ始まる!”という感じで、すごくわくわくしました」とニッコリ。そして「撮影はまだまだ続きますが、私らしくキキを演じて、キキと一緒に成長できたらと思っています。とにかく、一生懸命がんばります!」と意欲をのぞかせている。
原作者の角野氏は「風花さんに会って、ひとみの中に強い意志と何か憂いがひそんでいるのを見たとき、この人からどんなキキが生まれてくるかと、心がときめきました。スケートできたえたという体で、どんな飛び方を見せてくれるでしょう。楽しみです」と期待を寄せる。さらに、「『風』という字をすでに持っている風花さん、この『魔女の宅急便』という映画をほうきにして、大きな世界に旅立って下さい」とエールを送っている。
「魔女の宅急便」は、来春に全国で公開。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント