中国の映画配給会社副社長がカンヌで窃盗被害
2013年5月21日 21:00
[映画.com ニュース] 中国の映画配給会社の副社長がカンヌ映画祭開催中に窃盗被害に遭ったと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。
被害に遭ったのは、中国の主要配給会社China Film GroupのナンバーツーであるZhang Qiang氏で、カンヌにあるピエール&バカンスレジデンス・カンヌ・ビーチに滞在中、夕食から戻ってくるとスーツケースがすべて消えていたという。
Zhang氏が中国版ツイッター「ウェイボー」に明かしたところによると、ホテルスタッフは非協力的で、警察への通報をすべて自分でやらなくてはならなかったという。怒り心頭の本人は、「フランスのセキュリティーは最悪で、(フランス人)無礼すぎる」と書き込み。すると、Zhang氏の書き込みが中国人の映画ファンによってリツイートされ、ウェイボー上では旅行中に遭った被害やフランス人の横柄さに関する不満などが爆発。その影響力の大きさに驚いた地元警察やホテル、映画祭サイドは、Zhang氏に謝罪にやってきたという。
ちなみに、Zhang氏はキアヌ・リーブスの初監督作品「Man of Tai Chi」のプロモーションの記者会見に出席する予定だったが、今回の事件をきっかけにキャンセルしている。
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