山本美月「黒執事」で“ドジっ娘”メイドに アクションも初挑戦
2013年5月16日 05:00

[映画.com ニュース] 若手女優の山本美月が、水嶋ヒロが3年ぶりに俳優復帰を果たす映画「黒執事」に出演していることがわかった。山本は、剛力彩芽演じる幻蜂汐璃に続き、原作を下敷きにしたオリジナルキャラクターのメイド・リンを熱演。ガンアクションなど、初となるアクションシーンにも体当たりで挑んでいる。
山本は、ファッション誌「CanCam」のモデルとして人気を集め、昨年公開された映画「桐島、部活やめるってよ」で演じた桐島の彼女役で注目を浴び、ブレイクが期待されている。本作では、「桐島」で見せたクールな女子高生から一変、セバスチャン(水嶋)とともに幻蜂汐璃(剛力)に仕えるドジなメイドになりきった。あわせて公開されたビジュアルでは、初のメイド服に身を包み、ツインテールと赤縁メガネという“萌え”要素満載のメイド姿を披露している。
今回の起用は、「フォトジェニックでいながらキュートな個性の山本美月さん。原作世界から抜け出してきたかのようなその存在感が、今回の実写版『黒執事』に確実に一層の息吹きを入れてくれる」という製作側の思いから決定。山本自身、原作のファンだったそうで「演じるリンは、いつも一生懸命で純粋で忠誠心がとても強く、みんなのことが本当に大好きな子。いつも一生懸命なところは少し自分と似ているのかな」とラブコールに応えた。アクションシーンに挑戦するにあたり、撮影の2カ月前から練習を重ね「最初は後ろ回りも出来ず不安でした。しかし、アクション部のみなさんに“楽しむところは楽しむ! 真剣な時は真剣に!”と教えていただき、頑張って乗り切ることができました」と全力投球した。
本作は、「NANA」シリーズの大谷健太郎監督と、テレビアニメ「TIGER&BUNNY」のさとうけいいち監督が共同でメガホンをとっている。ともに山本のキュートなメイド姿はもちろん、「メイドのリン役を演じる喜びに満ちあふれていて、ピュアな魅力が素晴らしかった」(大谷監督)、「作品に対する熱い熱い思いは、山本さんの大きく真すぐな瞳からヒシヒシと感じとることができました」(さとう監督)と演技を絶賛している。
大谷監督は、山本が初挑戦したアクションシーンを「圧巻の一言」だと振り返り、「美月さんの戦う姿は美しく、抜群にかわいい。女性にこそ見てほしい女性のアクションシーンというのは、今まで日本映画にはなかった」と舌を巻いた。さとう監督も「ここだけの話、撮影前そのスレンダーな彼女の容姿に体力的な不安を感じたのは事実です(ごめんなさい)。ですが山本さんは、ファンの期待を裏切ることのないようにと2カ月に渡るハードなアクション練習を重ねファンの期待に応えてくれております!」と太鼓判を押し、「特に我々を驚かせたのは、アクション以上に劇中で変化する彼女の表情です。女優としての可能性を感じました」と今後の活躍にも期待を寄せている。
「黒執事」は、2014年春に全国で公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)