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マラソン川内ものまね芸人、馬鹿にするなかれ… 実は猫ひろし並み健脚だった!

2013年5月11日 14:30

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謝罪会見を行ったM高史
謝罪会見を行ったM高史
(C)文化通信

[映画.com ニュース] 5月4日の春日部大凧マラソンで公務員ランナー・川内優輝選手とそのファンを困惑させたそっくり芸人・M高史が10日、騒動の謝罪会見を都内で行った。「深くお詫びを申し上げます」と頭を下げ、川内選手を尊敬する気持ちを熱っぽくアピール。「迷惑をかけない範囲で、ものまねで応援させていただけたら」と理解を求めた。

単なるそっくりさんでもなければ、よくあるアスリート形態模写でもない。実はM高史、駅伝の強豪・駒澤大学陸上部OB。箱根駅伝こそ走っていないが、猫ひろし並みの健脚を誇る。「フルマラソンのベストは2時間40分34秒。ハーフや5000メートルなら猫さんより速いんです」。これまでも各地のマラソンを走ってきて川内選手とも以前から面識があり、今回の件の後も共通の知人を介して謝罪し「詳しくは明かせませんが、今後ともよろしくと返信がありました」と明かした。

M高史の“M”にはマラソンの意味も込めたという。ものまね芸人に転身し1年半の28歳。川内を尊敬しながら芸を磨き、フォームもうりふたつ。「腕の振り方、首の角度、トレーニング方法もまねをさせていただいています」と熱弁をふるい、川内選手の“倒れ込みゴール”も完璧に再現してみせた。「公務員という職業柄、難しいでしょうけれど、いつか公認をもらえたら嬉しいですね」と話した。

「なにより陸上とものまねが大好き。走って、ものまねして、より多くの方に楽しんでもらえるエンターテイナーになるのが夢です」と真剣。川内選手に間違われた際は、必ず素性を明かし応対しているといい、春日部大凧マラソンでは結果的に混乱を招いたものの「なりすましていたというのは誤解です」。ブログに批判コメントが殺到しているのも踏まえ「不快に思われないよう、配慮しながらやっていきたい」と、あくまで謙虚に話した。

川内選手が勤める埼玉県庁にも謝罪したといい、埼“王”県庁のユニフォームの使用について「川内選手と一緒に走る際は配慮してほしいが、ものまね芸人の仕事として走る場合なら着てもかまわないと許可をいただけました」と報告。さっそく公認ユニフォーム姿でランニングポーズ。今後もどんどん走り、次走は“ものまねペースメーカー”を務めると笑わせた。

脚力に加え歌も得意で、B'zや平井堅などのものまねも豊富。テレビなどのレギュラーがゼロの現状に「呼んでいただいたら、持っているものなんでもします」とレパートリーを次々披露してみせた。(映画.com×文化通信.com)

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