スピルバーグ次回作にブラッドリー・クーパー主演 米最強の狙撃手の実話を映画化
2013年5月8日 11:40

[映画.com ニュース] スティーブン・スピルバーグ監督の次回作が、アメリカ最強の狙撃手の実話を映画化する「アメリカン・スナイパー(原題)」に決定した。ブラッドリー・クーパーがプロデュースと主演を務める。
同作は、米海軍特殊部隊(ネイビー・シールズ)の元隊員で、今年2月に射殺されたクリス・カイル氏の自伝「ネイビー・シールズ 最強の狙撃手」(原題:American Sniper: The Autobiography of the Most Lethal Sniper in U.S. Military History)を映画化するもの。
米Deadlineによれば、クーパーは1年前に自ら原作の映画化権を獲得し、自身の主演作として話を進めてきたという。脚本を「愛とセックスとセレブリティ」のジェイソン・ホールが手がける。
カイル氏は、1999年から2009年の約10年のあいだに255人の敵兵を射殺(うち米海軍が公認したのは160人)。米軍史上最強のスナイパーと謳われたが、今年2月、米テキサス州の射撃場で、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患う元海軍兵に射殺され38歳で死去した。カイル氏は、ボランティア活動の一環としてPTSDの元兵士たちの支援を行っていたという。
なお、出演作が目白押しのクーパーだが、本作のニュースと前後して、ジュード・ロウの代役として出演予定だったナタリー・ポートマン主演・プロデュースの新作西部劇「Jane Got a Gun(原題)」からの降板が報じられている。
また、スピルバーグ監督はSF大作「ロボポカリプス(原題)」の製作が延期になったことにより、本作を次回作として選んだという。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント