遠藤憲一、さだまさし原作「かすてぃら」ドラマ化に主演!
2013年4月10日 22:10
さだが還暦を迎えた昨年の誕生日(4月10日)に刊行した「かすてぃら 僕と親父の一番長い日」が原作。自伝的実名小説として執筆し、物語は父に捧げた“もうひとつの精霊流し”としてつむがれていく。
ドラマの舞台となるのは、昭和30年代の長崎。裕福な材木商だった佐野家は事業が行き詰まり、豪邸から長屋に移り住むことになるが、父・雅人を筆頭に母・喜代子、祖母・エンは前向きだ。小学5年生の雅志は、大人たちのたくましさを学び、愛情に包まれながら音楽の道へとまい進する。
見どころは、遠藤が演じる父・雅人の抱腹絶倒の武勇伝。駐車違反を取り締まられた善良な警官との対決と心温まる友情、悪徳不動産屋いぇの徹底的で容赦ない報復、命を省みずに借金を踏み倒したヤクザとの間に芽生えた奇妙な絆などが描かれる。
「かすてぃら」は、NHK・BSプレミアムで7月に放送予定。日曜日の午後10時から連続5回。