「スクール・オブ・ロック」コンビの9年ぶり再タッグ作、7月公開決定
2013年4月9日 09:00

[映画.com ニュース] 大ヒットコメディ「スクール・オブ・ロック」(2003)のジャック・ブラックと、リチャード・リンクレイター監督が約9年ぶりに再タッグを組んだブラックコメディ「バーニー みんなが愛した殺人者」が、7月13日に公開されることが決定。このほど、ポスタービジュアルがお披露目された。
1996年に米テキサスの田舎町カーセージで実際に起こった殺人事件を題材に、同所の住人へのインタビュー映像を交えながら、町の人気者が厄介者として煙たがられていた老婆を殺害したてん末を描く。アメリカでは昨年公開され、米映画批評サイトRotten Tomatoesなどでも高い評価を獲得している。
テキサスの田舎町で葬儀屋を経営するバーニーは、人望厚く誰からも慕われていた。そんな人柄から、偏屈な金持ちの未亡人マージョリーと親しくなる。しかし、バーニーはふとしたことで彼女を殺害してしまい、事件後もマージョリーが生きているかのように偽装を行う。
主人公バーニーを熱演したブラックは、第70回ゴールデン・グローブ賞最優秀男優賞(コメディ/ミュージカル)にノミネートされた。また、地方検事ダニーに扮したマシュー・マコノヒーが、ニューヨーク批評家協会賞、全米映画批評家協会賞で助演男優賞を受賞。「アパートの鍵貸します」(1960)、「愛と追憶の日々」(83)、「ココ・シャネル(2008)」などで知られるシャーリー・マクレーンが、老婦人マージョリーを演じるなど、実力派が顔をそろえた。
ポスタービジュアルでは、口髭をたくわえたバーニーを中心に、マージョリーとダニーが並ぶ。バーニーがマージョリーとつないだ左手には指輪が光るが、ダニー側の右手は手錠で拘束されており、異様な物語の展開を予感させる。
「バーニー みんなが愛した殺人者」は、7月13日から全国で公開。
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