「図書館戦争」アナザーストーリー「図書館mini戦争」が配信・放送
2013年3月27日 10:30
[映画.com ニュース] 有川浩氏のベストセラー小説を岡田准一、榮倉奈々の共演で実写映画化した「図書館戦争」の公開に先立ち、アナザーストーリーとなる「図書館mini戦争」が配信、放送されることがわかった。
「図書館戦争」は、国家によるメディアの検閲が正当化された日本を舞台に、良書を守るために戦う「図書隊」の若者たちの恋や成長を描くエンタテインメント。「図書館mini戦争」は、映画本編も手がけた佐藤信介監督が、学生時代から活動している映像製作レーベル「Angle Pictures(アングル・ピクチャーズ)」の創作の1つとして行なったプロジェクトで、自らの最新作である「図書館戦争」とコラボレーション。映画本編にも登場する寺田伽藍が演じる結衣と、枡木亜子が扮する亜子の2人の図書館業務員を中心に、図書館内で起こる“日常の小さな戦争”を描くアナザーストーリーになっている。冨田佳輔や水上剣星らが図書館利用者として共演している。
佐藤監督は「僕はふだん、映画製作のかたわらで、自主的に、短いサイレント映画を作っていました。サイレント映画というのは、映像とセリフの文字でつづられる最小の映画です。今回、『図書館戦争』の舞台となった図書館で、この小さな作品をつくりました。映像と、文字でつづられる小さな『読む』映画で、『図書館戦争』のピュアな空気を味わってください」とコメントを発表。アングル・ピクチャーズ内特設サイト(http://toshokan-mini.anglepic.com)で3月25日から前半が公開されているほか、WOWOWで4月1日から5月5日まで放送される「徹底解剖!映画『図書館戦争』の世界 Love篇」「同 Action篇」の「Love篇」としてもオンエアされる(「Action篇」は映画本編の見どころナビ番組)。
「図書館戦争」は4月27日から全国公開。
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