千葉真一の格言「肉体は俳優の言葉」に藤井隆が土下座!
2013年3月24日 13:55

[映画.com ニュース] 俳優の千葉真一が3月24日、第5回沖縄国際映画祭の特別プログラム「桜坂映画大学」で上映された「仁義なき戦い 広島死闘篇」のトークイベントに出席。名誉学長に任命された千葉は、「映画とは最強のエンタテインメントである。映画から多くのことを学び、個々の成長と更なる文化の発展に貢献することを願い、ここに桜坂映画大学の開校を宣言する!」と高らかに開校宣言を行った。
「桜坂映画大学」は、芸人や映画人が講師となってさまざまな角度から映画を学ぶ特集上映イベント。沖縄に造詣の深い千葉は、「琉球時代から興味があり、50~60回は来ている。今も沖縄を舞台にした映画を4~5本考えており、脚本も2本くらいできている」と明かし、会場を沸かせた。
「仁義なき戦い 広島死闘篇」は、ヤクザ映画の金字塔として今も根強く支持される人気シリーズ「仁義なき戦い」の第2作で、実在の“広島抗争”を題材に終戦直後から広島駅前の縄張り争いをしていた賭博の岡村組とテキ屋の大友連合の死闘を描いた。大友組の組長・大友勝利を演じた千葉は、「こんな役、僕にできないからって断った作品で、悩みに悩んだ役だった」と述懐。また、デビューから「今年で53年。映画とテレビで1500本撮った。映画俳優としての格言は『肉体は俳優の言葉』。顔だけで喜怒哀楽を表現するのではなく、五体の肉体を使い、どんな演出家の注文にも笑って答えられるようにしている」と語った。同プログラムで学長を務める藤井隆は、千葉の登場に感極まって土下座しながら「ハンドマイク1本でやってきた身としては耳が痛いお話」と恐縮しきりだった。
また、藤井のほか、なだぎ武、椿鬼奴、お笑いコンビ「ジャルジャル」らよしもと芸人も会場に駆けつけ、観客と映画を鑑賞しながらオーディオコメンタリーを生収録。同シリーズの大ファンだというなだぎは、「今のヤクザ映画にはない泥臭さがある。悪い言い方をすると“下品”だけど、そこにリアリティがある!」と熱弁をふるっていた。
第5回沖縄国際映画祭は、30日まで開催。
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