「ドラゴンボール」声優陣が名ゼリフ連発&ファン800人とかめはめ波!
2013年3月16日 17:12

[映画.com ニュース] 鳥山明氏原作の人気アニメを映画化した劇場版最新作「DRAGON BALL Z 神と神」の“天下一試写会”が3月16日、東京のディファ有明で行われ、声優の野沢雅子、田中真弓、堀川りょう、草尾毅、森田成一、主題歌と劇中歌を担当するロックバンド「FLOW」らが舞台挨拶に立った。元気玉を放つ際の「みんな、オラに元気を分けてくれー!」(悟空)、「カカロット、お前がナンバーワンだ」(ベジータ)、フリーザに殺される時の断末魔の叫び「悟空ぅぅぅ!」(クリリン)など、声優陣が各キャラクターの名ゼリフを連発すると、会場に集まった約800人のファンのボルテージは最高潮に達した。
1984年から95年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された、鳥山明氏の伝説的コミックが原作のアニメシリーズ「ドラゴンボール」の17年ぶりとなる劇場版。鳥山氏自ら原作、キャラクターデザインなどに参加し、完全オリジナルストーリーが完成。魔人ブウとの死闘から数年後、眠りから目覚めた破壊の神・ビルスを止めるため、悟空がベジータや悟飯らとともに再び立ち上がる。
長年にわたり主人公の悟空役としてシリーズを牽引してきた野沢は、「今の気持ちは悟空と一緒で本当にワクワク! みんなのところに飛んでいきたい!」と興奮しきり。久々の悟空役も「現場はあっという間に17年前の団結力になった。やっぱりファミリー」と共演者たちとの深い絆を改めて実感。また、「鳥山先生が『思っていた以上の出来』と太鼓判を押していた。日本だけでなく、ぜひ世界中の皆さんに見ていただきたい!」と猛アピールした。
ビルスと行動を共にする謎の男・ウイス役を演じた森田は、「ベジータの弱い弟ターブル役を演じたことがあるけれど、今回は全く違う立ち位置。子ども心に戻ってしまう中、チャレンジスピリッツで一生懸命演じた」とあこがれの作品へ敬意を表した。トランクス役の草尾も、「17年ぶりの新作ということで、こんなことが実現するんだとすごくうれしい。『ドラゴンボール』を全く知らない世代にどんな評価を受けるか楽しみ」と期待を膨らませた。
「FLOW」は、主題歌「CHA-LA HEAD-CHA-LA」と劇中歌「HERO~希望の歌~」の2曲を熱唱。ボーカルのKEIGOは、「小学校、中学校、高校と『ドラゴンボール』を見て育ったので、コラボレーションできて光栄。初期のキャラクターにもスポットが当たるし、戦闘シーンの画もキレイで迫力がある。ライブ感やスピード感を盛り込んで作ったので、一緒に作品を盛り上げられるような楽曲になってくれたらうれしい」と感無量の面持ちだった。
「DRAGON BALL Z 神と神」は、3月30日から全国で公開。
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