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新旧おしん、2ショットが実現 小林綾子が濱田ここねと初対面

2013年3月13日 05:00

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初対面を果たした“新旧おしん”
初対面を果たした“新旧おしん”

[映画.com ニュース] NHK朝の連続テレビ小説で平均視聴率52.6%を記録した名作を映画化する「おしん」の山形での撮影現場が3月12日、報道陣に公開され、30年前におしんを演じた小林綾子と今作でおしんに扮する濱田ここねちゃんが初対面を果たした。

現在までに世界86の国と地域で放送され、世界中の人々から愛されてきた「おしん」。映画では、1983年当時の脚本を原作に、主人公おしんの少女時代に焦点を当てて描かれる。女優の上戸彩おしんの母・谷村ふじ、泉ピン子おしんの奉公先・加賀屋の大奥様を演じることでも大きな話題を呼んでいる。

2471人が参加したオーディションを勝ち抜いたここねちゃんは宮崎出身で、04年3月21日生まれ。オーディション時から小林が演じた「おしん」を見ながら役作りを重ねてきただけに、初顔合わせとなるこの日は緊張気味。照れ笑いを浮かべるここねちゃんを目の当たりにした小林もまた、30年前の自らの姿を思い浮かべたのか、感慨深げだった。

この日の撮影は、おしんが米問屋・加賀屋の家族と一緒に、初詣に訪れるシーン。小林は、おしんの面倒をみる加賀屋の若奥様役で出演しており、さい銭箱に投げる金がないおしんにさい銭をわたす場面だ。

雪深く、常に気温が氷点下に達する現場に臨んでいるここねちゃんは、“元祖”との共演について「小林綾子さんのおしんを見たときは、すごいと思いました。(本人に会えて)緊張しています。でもうれしいです」と目を輝かせる。一方の小林は、「ここねちゃんと話をしたのですが、寒くて、冷たくて、私以上に大変なことをされているようでしたので、きっと映画にはリアリティがあるし、迫力があると思います」と太鼓判を押した。

撮影は、3月下旬のクランクアップを目指す。

おしん」は、10月に全国で公開。

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