要潤&杏、夏帆が戦国時代で奮闘 「タイムスクープハンター」映像公開
2013年3月12日 12:06
[映画.com ニュース] NHKの人気テレビ番組を映画化した「劇場版タイムスクープハンター」が8月31日に公開されることになり、コメント付き劇中映像が公開された。映像の冒頭では、要潤扮するタイムスクープハンターの沢嶋雄一が、本作で描く安土城の謎を紹介。後半では、緊張感あふれる本編の一部を確認することができる。
「タイムスクープハンター」は、未来の機関“タイムスクープ社”から派遣された時空ジャーナリスト(タイムスクープハンター)の取材で、歴史の表舞台に登場しない人々の姿から時代を考察するドキュメンタリードラマ風歴史教養番組。2008年のファーストシーズンで人気を博し、10年にセカンドシーズン、11年にサードシーズン、12年にフォースシーズンが放送された。
テレビシリーズに続き中尾浩之監督がメガホンをとった劇場版は、シリーズおなじみの要と杏をはじめ夏帆、時任三郎、上島竜兵、小島聖、カンニング竹山、嶋田久作、宇津井健が出演している。沢嶋は、織田信長の家臣・明智光秀が引き起こした「本能寺の変」直後の京都にタイムワープし、インタビューを行っていた。しかし、未来の武器を持った山伏に襲われ、商人・島井宗叱が持つ幻の茶器・楢柴が行方知れずになってしまう。沢嶋は楢柴の行方を追ううち、謎の焼失を遂げた安土城の最後の1日にたどり着く。
今回の映像では、戦国時代を訪れた沢嶋が、劇場版を「本能寺の変による混乱が続く戦国時代の京都の実情と、13年時点ではまだ解明されていない安土城焼失の謎に迫った貴重な映像」と自信をのぞかせる。初公開となる劇中映像では、1582年6月13日にタイムワープした沢嶋や古橋ミナミ(杏)、新人ジャーナリストの細野ヒカリ(夏帆)が、戦火に直面しながらも調査に奮闘。沢嶋の「何があっても絶対に歴史を変えてはならない」という言葉が、緊迫した展開を予感させる。
「劇場版タイムスクープハンター」は、8月31日から全国で公開。