ブラッドリー・クーパー、ドイツ大ヒットコメディのリメイクに主演
2013年3月4日 19:00
[映画.com ニュース] 米俳優ブラッドリー・クーパーが、ドイツの大ヒットコメディ「ココベー(Kokowaah)」の英語リメイク版に主演することが決まった。プロデュースも担当し、今作で監督デビューすることも視野に入れているという。
独俳優ティル・シュワイガーが監督・主演したオリジナル版は、本国で2011年の興行収入1位を記録。先月公開された続編もヒット中だ。ハリウッドリメイクは、ワーナー・ブラザースが手がける。
オリジナル版の主人公は、気楽な独身生活を送る作家ヘンリー(シュワイガー)。元恋人とその夫の8歳になる娘が、実はヘンリーの子どもであることが発覚する。ヘンリーと娘の交流や、男性ふたりがそれぞれの人生を見つめ直す姿が描かれる。シュワイガーの実子であるエマが、ヘンリーの娘役を演じている。
リメイク版は、シェローム・キムが製作総指揮を務め、クリス・シェイファー&ポール・ビックネアの脚本を、スコット・ロスマン&ラジーフ・ジョセフがリライトする。
「世界にひとつのプレイブック」(現在公開中)でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたクーパーは、同作のメガホンをとったデビッド・O・ラッセル監督の新作でジェニファー・ローレンスと再度共演するほか、キャメロン・クロウ監督の新作の撮影も控えている。プロデューサーとしても数本の企画を抱えており、ますます多忙を極めることになりそうだ。