「きみに読む物語」原作者ニコラス・スパークス最新刊、5億円で映画化権売却
2013年3月1日 11:45
[映画.com ニュース] 「きみに読む物語」「親愛なるきみへ」などの原作者として知られる米ベストセラー作家ニコラス・スパークスの最新作「The Longest Ride」の映画化権を、米フォックス2000が獲得した。
米Deadlineによれば、複数のスタジオによる争奪戦の末に、同社が500万ドル(約4億6000万円)で競り落とした。これは、スパークスの小説の映画化権料としては平均的な金額だという。スパークス原作の映画はこれまでに最新作「Safe Haven」(ラッセ・ハルストレム監督)を含めて8本製作されているが、いずれも確実なヒットを飛ばしている。
「The Longest Ride」は、アートコレクターとして知られた老夫婦の物語と、美術史専攻の女子学生とブルライダー(ロデオ競技者)のラブストーリーが交錯する内容で、今年9月24日の出版を予定。映画版は「Safe Haven」のプロデューサーとスパークスがプロデュースを務め、すでに2015年の公開が決定している。