呪いの木箱にまつわる実話を映画化!サム・ライミ製作ホラー、5月末公開
2013年2月28日 14:30

[映画.com ニュース] 「死霊のはらわた(1983)」などで知られる、サム・ライミが製作を手がけた問題作「ポゼッション」が5月25日に公開されることになり、ポスタービジュアル第1弾が公開された。
2004年7月25日のロサンゼルス・タイムズ紙は、大手オークションサイト「eBay」でいわく付きの木箱が出品されていることを報じた。オークション利用者のみならず、超常現象や都市伝説の研究家の間でも話題を集めるようになり、ユダヤ民話で伝えられている邪悪な存在“ディビューク”を封印した禁断の木箱であることが明らかになった。
木箱の存在を知ったライミは、自身の恐怖映画専門レーベル“ゴースト・ハウス・ピクチャーズ”で製作することを決定。「モルグ」(1996)、「ナイトウォッチ(1998)」などサスペンスを撮ってきたデンマーク出身のオーレ・ボールネダル監督がメガホンをとり、“呪いの箱“にまつわる衝撃的な実話を映画化した。全米では「ファイナル・デッドサーキット 3D」(09)以来、約3年ぶりにホラー作品で2週連続1位を記録している。
主人公エミリー役に抜てきされたカナダの気鋭女優ナターシャ・カリスは、愛くるしい素顔から一変し、異様な悪意に支配される少女を体当たりで熱演。「ウォッチメン」(2009)のジェフリー・ディーン・モーガン、人気海外ドラマ「クローザー」や「愛が微笑むとき」(93)のキーラ・セジウィックが、命がけで娘を救おうとする両親を演じた。
妻と離婚してから、週末ごとに娘と過ごす生活を送っているクライドは、ガレージセールでアンティークな木箱を購入してから、次女エミリーの様子がおかしいことに気が付く。エミリーは箱に異常な執着を示すようになり、奇行をエスカレートさせていた。次第にかつての姿を失っていく娘の身を案じたクライドは、独自の調査を開始する。
ポスタービジュアルは、のけ反った少女の口から手首が飛び出し、顔面をわしづかみにするショッキングな場面が描かれている。体内に巣くうものの存在を示す文言では、「私の中に“■■”がいる」と肝心の正体が塗りつぶされており、姿の見えぬ者への恐怖を助長する。
「ポゼッション」は、5月25日から全国で公開。
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