歴代第2位の大ヒット!インド版“007”「タイガー」監督の緊急来日決定!
2013年2月22日 17:57

[映画.com ニュース] 「ロボット」のヒットで再び脚光を浴びたインド映画界から、選りすぐりの正統派娯楽大作4本をまとめて公開する「ボリウッド4 ザッツ・エンターテインドメント」企画にあわせ、2012年度インド興行成績No.1&インド歴代2位の大ヒット・アクション「タイガー 伝説のスパイ」のカビール・カーン監督が来日することがわかった。
“ボリウッド”とは、インド映画製作のメッカ、ムンバイ(旧ボンベイ)に“ハリウッド”を掛け合わせた造語で、ハリウッド顔負けの製作費と海外ロケによるスケール感、IT大国ならではのVFX技術、伝統的なゴージャスなダンスシーンなどに裏打ちされた新世代のインド娯楽映画界を差す。09年アカデミー賞作品賞受賞の「スラムドッグ$ミリオネア」(監督:ダニー・ボイル)もボリウッドが協力したインドが舞台の作品で、今ではスティーブン・スピルバーグの製作会社ドリームワークスがインドのメディア企業から出資を受けるなど、ハリウッド自体にも大きな影響を与えている。
そんなボリウッド映画の最高峰のひとつが「タイガー 伝説のスパイ」。ボリウッド版「007」ともいえる同作は、敵国の女スパイと恋に落ちたインド最強のスパイ=タイガーの世界を股にかけた逃避行を描くアクション・ロマンス超大作。110日間にわたって6カ国でロケーションを敢行、キャスト、スタッフは延べ12カ国から集められたというスケールを誇る。ドキュメンタリー映画からキャリアをスタートさせ、娯楽性と社会性を融合させた手腕が評価されているカビール・カーン監督が来日し、3月7日に都内で開催されるジャパンプレミアに出席する予定だ。
「ボリウッド4」では同作のほか、ヒューマンコメディ「きっと、うまくいく」、「ルパン三世」を思わせるクライム・アクション「闇の帝王DON ベルリン強奪作戦」、泣けるラブロマンス「命ある限り」の合計4本がラインナップ。4月20日から全国順次公開となる(「きっと、うまくいく」のみ5月18日から全国公開)。
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