「フライト」最大の見せ場“背面飛行”の本編シーンが初公開!
2013年2月18日 13:00
[映画.com ニュース] 主演男優賞と脚本賞の2部門でノミネートされているアカデミー賞の発表直前となる2月20日に、ロバート・ゼメキス監督とデンゼル・ワシントンの来日が決定している「フライト」だが、同作の最大の見せ場のひとつである“奇跡の背面飛行”の本編映像がこのほど初公開された。
油圧装置が故障し、安定した姿勢を保てなくなった機に対して、決死のコントロールを試みようとするワシントン演じるウィトカー機長。雲間を切り住宅が並ぶ地表が見えた瞬間に意を決し、「フラップと車輪をしまい、機首を下へ向けろ」と副操縦士に指示を出す。「行くぞ、制御できる」と操縦桿を握り、誰もが驚く背面飛行へと突入する。
迫真の演技と緊迫感あふれるこのシーンに当たってワシントンは、本人の熱望により、飛行機の操縦についてのトレーニングを敢行。ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港のフライト・トレーニング・センターにおもむき、数時間におよぶシミュレーター訓練を行ったという。そして実際の撮影では、セットとして特注のジェット機を製作し実際に180度反転、ワシントンもノースタントで逆さまになったまま演技に挑んだ。ワシントンは「シミュレーターは素晴らしかった。とても参考になったよ。ある映画では列車の運転ができて、今度は飛行機を飛ばせるんだから、私はこの上ない仕事を手にしたと感じているんだ。飛行機を操縦するというのは、最高にドラマティックなシチュエーションを作り出すね」と感想を語っている。
「フライト」は、「フォレスト・ガンプ 一期一会」のゼメキス監督が、実写としては12年ぶりに手掛けたヒューマンドラマ。奇跡の不時着を果たして英雄と称されながらも、血液からアルコールが検出され、その責任が問われることになるひとりの男の魂の軌跡が描かれる。共演はジョン・グッドマン、ブルース・グリーンウッド、ドン・チードル、メリッサ・レオら実力派の面々。3月1日から全国公開。
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