山田洋次監督「東京家族」ベルリン映画祭出品の喜びを手紙で明かす
2013年2月15日 07:00

[映画.com ニュース] 山田洋次監督の最新作「東京家族」が2月13日(現地時間)、第63回ベルリン国際映画祭のベルリナーレ・スペシャル部門で上映された。14作品が上映される同部門のなかでも、注目作が選出されるベルリナーレ・スペシャル・ガラでの上映。会場となった世界最大の規模を誇る劇場「フリードリッヒシュタット・パラスト」に、約1000人が詰めかけた。
深澤宏プロデューサーが現地入りしたほか、新作の準備で出席できない山田監督に代わり、衣装スタッフの親族でベルリン在住のミライ・シモーヌ・クレーマーさんが、山田監督の手紙を代読した。山田監督は、手紙で「僕の作品がこの映画祭で上映されるのは9作目であり、2003年の『たそがれ清兵衛』以後『東京家族』に至る7作品は、すべてベルリン映画祭に出品されました。この事実は映画監督として大変光栄なことであり、作品にとってもとても喜ばしい」と感激しきりだ。
今年の映画祭参加はかなわなかったが「現在、僕は次の作品の準備をしています。ドイツ語のタイトルはすでに決まっています。『Das kleine Haus』(英題は『The Little House』)。この映画が次のベルリン映画祭で上映されることは僕の夢です。もしその夢がかなえられれば、その時はベルリンを訪ねて皆さんにお会いしたいと思います」とつづった。
「東京家族」は、小津安二郎監督の名作「東京物語」にオマージュを捧げたドラマ。東日本大震災後を舞台に、都会を訪れた老夫婦と子どもたちの交流から家族のきずなと愛を描く。同映画祭ベルリナーレ・クラシック部門では、「東京物語」デジタルリマスター版が上映され、新旧の関連作品が並ぶ形となった。
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