「AKB48」板野友美が突然の卒業!ドキュメンタリー映画の中で異例発表
2013年2月1日 17:26
[映画.com ニュース] 人気アイドルグループ「AKB48」の活動を追うドキュメンタリー「DOCUMENTARY of AKB48 No flower without rain 少女たちは涙の後に何を見る?」が2月1日、全国119スクリーンで封切られ、高橋みなみら主要メンバーが東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで初日舞台挨拶を行った。同日、映画本編の中でメンバーの板野友美(チームK)が卒業することが発表され、板野本人が「突然の発表になりましたが、私、板野友美はAKB48を卒業します」とファンと取材陣に挨拶。現時点で本人の最終活動日に関しては未定で、詳細は決定次第、改めて発表される予定だ。
1月21日に行われた完成披露試写会では“未完成”バージョンでの上映だった本作。ついにその全ぼうを明らかになった公開初日、劇中で発表されたのは、人気をけん引した1期生メンバーの突然の卒業だった。板野は本作でのインタビュー収録を通して「卒業への思いが強くなり、インタビューで本音が出てきた」といい、「本当は春のコンサートを待って発表とも思ったが、こういう形で発表させていただきました。秋元さん(秋元康氏)にも相談し、確認したら『カットされるかもしれないけど、いいよ』と言ってくださった」と発表の経緯を説明。卒業を考え始めた時期については「具体的にいつ、というよりずっと考えていたこと。残り少ない時間を一生懸命過ごしたい」と明かした。
グループの総監督を務める高橋は、「とてもびっくりしました。正直さみしいです。でも決断を下すのは自分。私たちで背中を押してあげたい」とエールをおくった。また、1月31日発売の週刊誌で、峯岸みなみ(チームB)のプライベートに関する報道がなされ、研究生への降格処分が発表された。同日、峯岸本人がグループのYouTube公式チャンネルで“丸刈り謝罪”の動画を公開したばかり。高橋は「この度は皆さんにご心配、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。丸刈りにしたのは正直絶句しました……。ですが本人も気持ちを入れ替えて、一から頑張りたいと思っている」と説明し、登壇者全員が頭を下げた。
舞台挨拶に登壇したのは板野、高橋をはじめ、渡辺麻友、篠田麻里子、小嶋陽菜、北原里英、横山由依、島崎遥香、菊地あやか、入山杏奈、川栄李奈、加藤玲奈、メガホンをとった高橋栄樹監督の計13人。当初、登壇予定だった大島優子は、インフルエンザを理由に欠席した。舞台挨拶の模様は、全国70館で衛星生中継された。
映画は絶対的エース・前田敦子の卒業発表、悲願の東京ドーム公演という大きな転機を迎えるなか、新エースをめぐるセンター争いや恋愛禁止条例、メンバー間格差などに揺れた激動の2012年を赤裸々に映し出す。主題歌は、本作のために書き下ろされた新曲「After rain」。AKB48は今年6月に神奈川・日産スタジアムで「AKB48スーパーフェスティバル in 日産スタジアム」と題してライブを開催。女性アーティストが同所で単独ライブを行うのは初めてで、7万人動員を予定している。
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DOCUMENTARY of AKB48 No flower without rain 少女たちは涙の後に何を見る?
劇場公開日 2013年2月1日
上映時間 128分 (G)
評価・レビュー (11件)
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