ビヨンセも史上最年少オスカー主演女優候補を応援！「ハッシュパピー」公開日決定

第28回サンダンス映画祭グランプリと最優秀撮影賞受賞、第65回カンヌ映画祭カメラドールほか3部門などを受賞している本作、インディペンデント作品であるにもかかわらず、アカデミー賞でも作品賞をはじめクワベンジャネ・ウォレス（9歳）が主演女優賞で史上最年少ノミネート、新人監督ベン・ザイトリンが監督賞ノミネートという快挙を果たし、話題となっている。

本国アメリカでは多くの著名人が本作を絶賛しており、歌手のビヨンセは4000人参加のオーディションで主演に抜てきされたシンデレラガールに対し、「クワべンジャネ、歴史的快挙のオスカーノミネーションおめでとう！　あなたはシャイニング・スター！」と激励。そして、「2012年最もビューティフルでハートブレイキング、そしてパーフェクトな映画。ぜひ見て！」とアピールする。名司会者オプラ・ウィンフリーは、「オバマ大統領をインタビューした時、第一声が『この映画を見たかい？』だった。スクリーンに映し出されたマジカル・リアリズム、これこそ真の芸術」とコメントを寄せている。

ルイジアナ州ニューオーリンズで撮影された本作は、嵐によってすべてのものがさらわれていった世界の果てのバスタブ島が舞台。6歳の少女ハッシュパピーの目線で、ファンタジックな世界と同時に厳しい現実を美しい映像で描き出す。

「ハッシュパピー　バスタブ島の少女」は4月20日全国公開。