故石岡瑛子さん、第85回アカデミー賞衣装デザイン賞にノミネート!
2013年1月10日 23:38

[映画.com ニュース] 昨年1月21日にすい臓がんのため73歳で死去した、国際的アートディレクターの故石岡瑛子さんが、遺作となった「白雪姫と鏡の女王」で第85回アカデミー賞の衣装デザイン賞にノミネートされた。
石岡さんは、1993年にフランシス・コッポラ監督の「ドラキュラ」の衣装で、アカデミー賞衣装デザイン賞を受賞している。85年にポール・シュレイダー監督の「Mishima: A Life In Four Chapters」(日本未公開)でカンヌ映画祭の芸術貢献賞、87年にマイルス・デイビスのアルバム「TUTU」のジャケとデザインを手がけ日本人女性初のグラミー賞を獲得。前衛的なデザインは、世界中のファンに驚きと喜びを与えた。
08年には北京オリンピック開会式の衣装デザインを手がけたほか、映画ではヘンリー・カビル主演の3Dアクション大作「インモータルズ 神々の戦い」の衣装デザインを担当。メガホンをとったターセム・シン監督と再びタッグを組んだ今作が遺作となり、2度目の受賞に期待が寄せられる。
第85回アカデミー賞授賞式は2月24日(現地時間)、ハリウッドのドルビー・シアターで行われる。
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