アンジェリーナ・ジョリー監督第2作で不屈の米軍パイロットの実話映画化
2012年12月21日 11:05

[映画.com ニュース] アンジェリーナ・ジョリーが、ボスニア戦争をテーマにした監督デビュー作「In the Land of Blood and Honey(原題)」に続く監督第2作として、第2次世界大戦中に日本軍の捕虜になった米軍パイロットの実話に挑むことが明らかになった。米ハリウッド・レポーターが報じた。
「シービスケット」の原作者として知られるローラ・ヒレンブランドのベストセラーノンフィクション「Unbroken: A World War II Story of Survival, Resilience, and Redemption」を、米ユニバーサル・ピクチャーズと米ウォルデン・メディアが映画化するもの。「不屈」を意味するタイトルの原作は2010年に刊行され、ニューヨーク・タイムズのベストセラーリストで14週間にわたって1位にランクインした。
主人公のルイス・ザンペリーニは、イタリア系アメリカ人の元米空軍パイロット。入隊する以前、陸上競技5000メートルのアメリカ代表として36年のベルリンオリンピックに参加した経歴を持つ。ザンペリーニは42年、搭乗していたB-24機がオアフ島沖で墜落。11人中生き残った3人でいかだに乗って太平洋上を47日間漂流し、たどり着いたマーシャル諸島で日本軍の捕虜となった。そして45年の終戦まで、捕虜収容所で数々の虐待を受けたという。生還したザンペリーニはその後、キリスト教への信仰を新たにし、95歳の現在に至るまで講演会などで自身の経験を語っている。
原作に感銘を受けたジョリーは「自ら映画化するために戦ってきた」とコメント。「ルイス(・ザンペリーニ)は真のヒーローであり、監督を務めることができて光栄です」との声明を出した。リチャード・ラグラベネーズが執筆した脚本第1稿を、「レ・ミゼラブル」の脚本家ウィリアム・ニコルソンがリライトする。
関連ニュース





映画.com注目特集をチェック

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

すごすぎて言葉にならない映画
【人類史上最悪の“ブラック仕事”爆誕】よく考えずに転職したら…死んで生き返る“無限労働”だった…
提供:ワーナー・ブラザース映画

日本の映画館は高すぎる!?
【そんなあなたに】衝撃の価格破壊! 2000円→750円になる裏ワザあります
提供:KDDI

「イノセンス」4Kリマスター版
【いま観ずに、いつ観る?】公開20周年記念、劇場“初”公開!“究極”の「イノセンス」が解放される
提供:TOHO NEXT

石門
就活中に妊娠、卵子提供のバイト、生活に困窮…壮絶、しかし共感する驚愕体験【100%超高評価作】
提供:ラビットハウス

ヤバい映画みつけましたよ
【いた…凄まじくクレイジーな監督が…!】壮大VFXの映画をほぼ1人で製作、撮影に7年、完成に12年
提供:Henge