読書大好き芸人・ピース又吉「舟を編む」で辞書の装丁デザイナーに
2012年12月19日 11:00

[映画.com ニュース] お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹が、松田龍平と宮崎あおいが共演する「舟を編む」に出演することがわかった。ほかに麻生久美子、宇野祥平、波岡一喜、森岡龍、斎藤嘉樹の出演も決定した。
原作は、第135回直木賞受賞作「まほろ駅前多田便利軒」で知られる三浦しをん氏の最新作(光文社刊)。2012年本屋大賞で第1位を獲得し、累計発行部数56万部を突破した。石井裕也監督のメガホンで、出版社・玄武書房の辞書編集部を舞台に、新しい辞書“大渡海(だいとかい)”づくりに取り組む人々の姿を描く。
松田が独自の視点で言葉をつかむ才能を持つ主人公の馬締光也、宮崎が馬締の一目惚れ相手・林香具矢、オダギリジョーがお調子者の編集者・西岡、黒木華が若手女性編集者のみどりを演じる。今回、出演が発表された6人は、又吉が“大渡海”の装丁デザイナー、麻生が“大渡海”のPRを担当する女優、宇野が辞書向けの製紙会社社員、波岡が玄武書房の編集者、森岡と斎藤が“大渡海”の編集アルバイト役に挑む。
又吉は、これまでにも豊田利晃監督の「青い春」(2001)、「ナイン・ソウルズ」(03)に出演した経験を持ち、松田と再共演を果たす。デザイナー役で、松田とオダギリと辞書をつくり上げるシーンに出演し「やっぱり雰囲気があって声が心地よかった」と振り返った。
また、お笑い界随一の読書家として知られ、執筆活動も行っている。日常的に辞書を利用する生活を送っているそうで、「辞書づくりって、共通認識をつくっていく仕事なんですよね。『アイス食べたいけど、太るからどうしよう』みたいな、言葉では言い表せられない“精神内部で感情がぶつかり合うこの感じ”って思っていたら、『それ“葛藤”やで』ってみんなが一発でわかるように言葉を決定していくイメージ。言葉にならない感情を言っていって、横から言葉にしていくっていうものだと感じました」と持論を展開した。
今作の公開を記念し、テレビ東京で新番組『来たれ!辞書部』が放送されることが決定。又吉をはじめ「オアシズ」の光浦靖子、作家のせきしろ、イラストレーターの五月女ケイ子が、編集会議を重ねながら、1冊のオリジナル辞書を作成していく。13年1月1日の深夜1時5分に松田をゲストに迎えた初回スペシャル、13日から毎週日曜日の深夜2時15分にレギュラー放送が開始。
「舟を編む」は、13年4月13日から全国で公開。
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