「山梨文学シネマアワード 2013」開催 若尾文子、竹中直人、空族ら5組が受賞
2012年12月9日 18:00

[映画.com ニュース] 山梨県で映画と文学をテーマに、輝かしいキャリアを持つ映画人・文化人らを表彰する映画賞イベント「山梨文学シネマアワード 2013」が2013年1月31日、2月1日の2日間にわたって開催することが決まり、12月6日、甲府市湯村の常磐ホテルで会見が行われた。
今回、「羅生門」「七人の侍」など数々の名作を手がけた脚本家の橋本忍氏、女優の若尾文子、映画プロデューサーの奥山和由氏、俳優で映画監督の竹中直人、映像制作集団「空族」の計5組の受賞が決定、受賞者には1月31日の授賞式でトロフィーとして、リヤドロの「若武者 60周記念モデル」が授与される。5組の受賞者が出席する授賞式のほか、奥山氏がプロデューサーを務めた竹中監督の最新作「自縄自縛の私」トークショー、ナント三大陸映画祭グランプリを受賞した「空族」製作の「サウダーヂ」甲府凱旋上映など一般客が参加できるイベントを予定している。
同アワード創設顧問の小松澤陽一氏は、「毎週何かの賞がありますが、私たちの考え方はちょっと違います。本物の芸術の匠に達した映画人たち、作家たち、あるいは人生の匠たちが対象で、“泊まり込み”という仕掛けがあります。ただ賞をあげて、お渡しして終わりではなく、それをきっかけに、素晴らしい人生の匠のお話をじっくり聞こうという形です」とイベントの趣旨を説明し、昨年の受賞者である故新藤兼人監督が、山梨文学シネマアワードのシンボルとして提供した「Canet(キャネト)」というネコの絵を紹介した。
常磐ホテル代表取締役で、同アワード実行委員会委員長を務める笹本森雄氏は、震災、尖閣問題、先日起きた笹子トンネル事故などの影響で山梨県の観光が非常に厳しい状態だといい「いかに地方、地元が頑張っていけるかという地域振興の一環も兼ねながらこの催しを開催しています」と話した。
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