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釣り好き梅宮辰夫、35年前に尖閣諸島での釣りを敢行

2012年12月5日 16:44

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尖閣諸島での釣り体験を語った梅宮辰夫
尖閣諸島での釣り体験を語った梅宮辰夫

[映画.com ニュース] 俳優の梅宮辰夫が12月5日、東京・市ヶ谷の日本シネアーツ社で行われた「砂漠でサーモン・フィッシング」の公開記念トークショーに、モノマネタレントの福田彩乃とともに出席。梅宮は、今年で釣り歴55年。この日も自前の“釣りファッション”で登場し「新天地を求めて、今問題になっている尖閣諸島に釣りに行った。13時間もかかる前人未到の地だったんです。1977年ころかな。誰も釣りに行ったことがない、人の手が入ってないところは夢(の釣り場)」と述懐した。

梅宮は、芸能界の荒波にもまれてきた福田に「芸能界はいいときも悪いときもある。それでも、絶対に歯を食いしばって焦らないようにしている。人生なんていろんなことがあるから、落ち込んでも、落ち込んでもあきらめない」と人生の先輩としてアドバイス。恋愛や結婚についても「今の芸能人は見境なく簡単に結婚する。だからすぐブロークンして、子どもを連れて帰ってくるでしょう。そういうことはやめなさい」と語りかけた。

今年の一文字を問われた梅宮は、「尖閣を中国に渡してなるものか。逆らう!」と「抗う」を選択。一方の福田は、おなじみのタレント・ローラのモノマネで、今作にかけた「鮭」を発表した。そして、今作の見どころは「伸び悩んでいる方に見ていただきたい。見終わった後は動き出したくなる映画」(福田)、「考えられないような途方もない事業に挑戦し、同時に考えてもいなかった恋を得る。何かが自分のところにきたときには、がっちりと受け止めて前に進んでもらいたいと思える映画」(梅宮)とアピールした。

砂漠でサーモン・フィッシング」は、「ギルバート・グレイプ」のラッセ・ハルストレム監督がメガホンをとり、「スラムドッグ$ミリオネア」のサイモン・ビューフォイが脚本を担当。イエメンの富豪から「砂漠で鮭釣りがしたい」と依頼を受けたイギリス人水産学者が、無謀な国家プロジェクトに巻き込まれ奔走する姿をユーモラスに描く。ユアン・マクレガーエミリー・ブラントらが出演している。12月8日から全国で公開。

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