「ヒミズ」染谷将太×園子温監督がマンガ原作ドラマで再タッグ
2012年12月4日 09:00

[映画.com ニュース] 「ヒミズ」で第68回ベネチア国際映画祭のマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞した染谷将太と園子温監督が、来春放送予定のテレビドラマ「みんな!エスパーだよ!」(テレビ東京系)で再タッグを組む。
映画「デトロイト・メタル・シティ」の原作者でもある若杉公徳の同名マンガが原作で、ある日突然超能力を持ち、人の心が読めるようになった平凡な高校生・鴨川嘉郎が、世界を救うために悪に立ち向かうという異色コメディ。
園監督は「若杉先生のマンガは最高です!原作の素晴らしさをそこなわないよう頑張りたいと思います」と「ヒミズ」(作・古谷実)に続くマンガ作品の映像化に意気込んでいる。染谷は、「ヒミズ」以来の園監督とのタッグに「どんな作品なのだろうと思っていたら、『ヒミズ』と対極にあるような原作の実写化でした。この対極加減が振り幅大きくて、たいへん面白いと思います。たやすくジャンル分けするのであればコメディ作品となるのでしょうが、どの枠にもはまらない、というかどの枠からもはみ出てしまうようなドラマになると確信しています」と自信を見せている。
若杉氏は「園子温監督作品のいちファンとして、『ヒミズ』の染谷さんに嘉郎をどう演じていただけるか、とにかくどんな『みんな!エスパーだよ!』になるか今から楽しみにしています」とコメントを寄せる。
阿部真士プロデューサーは「染谷さんは物憂げな表情、乾いた表情、皮肉に満ちた表情、強い意思がにじむ表情、屈託のない笑顔に満ちた表情、どこを切り取っても若手随一の俳優さんだと思います。その彼を、園監督がコメディドラマという枠組みでどのように演出するのか。普通の高校生が超能力を持ち、迷い、戸惑い、やがて悪と戦う決意をした時に、どんな表情をみせてくれるのか。楽しみで仕方がありません」とドラマ化への期待を語った。
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