佐藤浩市主演「草原の椅子」心温まるポスタービジュアル完成
2012年12月1日 11:00

[映画.com ニュース] 宮本輝氏の人気小説を成島出監督が映画化する「草原の椅子」のポスターが完成した。主演の佐藤浩市と子役の貞光奏風君のほのぼのとした笑顔が印象的なビジュアルで、「血縁よりも強く深い愛」がテーマとなる今作の世界観を踏襲した心温まる構成だ。
同作は、カメラメーカーの営業局次長として働く遠間憲太郎(佐藤)と、取引先「カメラのトガシ」の社長・富樫重蔵(西村雅彦)の50歳を過ぎてからの友情を軸に描く。そして、憲太郎は長女を介して出会った、母(小池栄子)に虐待され心に傷を負った4歳の少年・圭輔の面倒を見るうち、思いを寄せる骨董店オーナー・篠原貴志子(吉瀬美智子)を含む4人は偶然見た写真に桃源郷を見出し、自分たちの未来のあるべき姿を探すためフンザへと旅立つ。
完成したポスターは、笑みを浮かべる佐藤と奏風君の姿とは裏腹に、「ぼく、捨てられちゃった」というショッキングな見出しが躍る。また、清々しい表情の西村と吉瀬の姿も目に焼きつく。パキスタンの壮大な砂漠と山々を背景にしており、4人の重いと、人の生き方や品性を問いかける深みのあるポスターになった。
「草原の椅子」は、2013年2月23日から全国で公開。
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