阿部寛“愛のために生きる男”を体現 「つやのよる」予告編公開
2012年11月30日 17:00

[映画.com ニュース] 行定勲監督の最新作で、阿部寛が主演を務める「つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語」の予告編が公開された。第2子が誕生して公私ともに絶好調の阿部が、“愛のために生きる男”という役どころを体現している。
直木賞受賞作家・井上荒野氏の同名小説を映画化する本作は、22人の男女が織りなす恋愛群像劇。小泉今日子、野波麻帆、風吹ジュン、真木よう子、忽那汐里、大竹しのぶら豪華女優陣が、夫や恋人がかつて関係をもった艶という女性の存在に困惑しながら、それぞれの“愛”の形を追い求める女性たちを演じる。
主人公・松生春二は、艶(つや)という女性と大島に駆け落ちし結婚するが、奔放な妻の不貞に悩み続けてきた。そんな中、艶が病気のためこん睡状態に陥ってしまう。現実を受け止められない松生は、艶がかつて関係を持った男たちに病状を伝えようと思いつく。
予告編では、艶という謎の女の存在によって、登場人物たちをとりまく愛の形をあぶりだしされていく。振り回されても愛を貫く松生(阿部)の憔悴した様子や、小泉と荻野目慶子が赤ワインをかけあうシーン、風吹が海辺で叫ぶ姿など、それぞれが感情をさらけ出している。
行定監督と阿部は本作で初めてタッグを組んだ。主要キャストの他にも、羽場裕一、岸谷五朗、渡辺いっけい、永山絢斗、奥田瑛二、田畑智子と豪華な顔ぶれがそろう。行定監督と伊藤ちひろの共同脚本で、クレイーケンバンドが主題歌「ま、いいや」を手がけた。
「つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語」は、2013年1月26日から全国で公開。
(C)2012「つやのよる」製作委員会
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