本木雅弘「ライフ・オブ・パイ」で初の実写洋画吹き替えに挑戦!
2012年11月29日 05:00

[映画.com ニュース] 俳優の本木雅弘が、少年とどう猛なトラが一隻の救命ボートで227日間にわたって漂流する姿を、壮大なスケールと神秘的な3D映像で描く「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」の日本語吹き替え版の声優を務めていることがわかった。オスカーノミネートの呼び声が高まる同作に、09年のアカデミー賞外国語映画賞を受賞した「おくりびと」の“座長”が、強力な援軍として参加した。
「ライフ・オブ・パイ」で初の実写洋画吹き替えに挑戦した本木が演じるのは、イルファン・カーンが演じる主人公パイの成長した姿。そのカーンは、「おくりびと」と同じ年度のアカデミー賞で作品賞を受賞した「スラムドック$ミリオネア」に出演しており、“オスカーの縁”を感じさせるキャスティングだ。
本木は、「何よりもこの作品が与えてくれた力は、ここ最近で最もインパクトのあるものだった」と力強いコメント。大いなる自然に向き合いながら生と死を見つめていく、パイの波乱に満ちた冒険に心を打たれた様子で「このプロジェクトに、わずかながらも参加できたことに喜びを感じている」とコメントを寄せた。
アフレコ収録が行われたのは英ロンドンのディ・レーン・リー・スタジオ。ビートルズやザ・フー、クイーンなど、伝説的なミュージシャンたちが使用したという、65年の歴史を誇る由緒あるスタジオが、本木、カーン、アン・リー監督というアカデミー賞に絡んだ才能たちのコラボレーションに華を添えている。
「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」は、2013年1月25日から全国で公開。
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