ゆきりん、別れさせ屋に!? 初主演ドラマ来年1月放送
2012年11月28日 13:20
[映画.com ニュース] 「AKB48」の柏木由紀が初めて主演を務めるドラマ「ミエリーノ柏木」が、来年1月11日からテレビ東京系で放送開始されることがわかった。「AKB48」恒例の選抜総選挙で2年連続3位を獲得し、揺るぎない人気を誇る柏木にとって初めての主演作。さらに、歌手としてソロデビューも控える柏木は、エイベックス内の独自レーベル「YukiRing(ゆきりん)」からリリースするファーストシングル(タイトル未定/来年2月6日発売)が、同ドラマの主題歌にもなることも決定している。
柏木が演じるのは、人に触れるとその相手の恋愛にまつわる近未来が見えてしまうという特殊能力をもったカフェ店員。「別れさせ屋」を裏稼業とするそのカフェにやってくる、さまざまな事情を抱えた男女の恋愛を目の当たりにし、「恋とはなにか?」「愛とはなにか?」と悩みながら成長していく。
これまでに、「AKB48」が総出演するドラマ「マジすか学園」(10)や、前田敦子主演の「花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011」(11)などでドラマ出演経験がある柏木だが、連続ドラマ主演は初めて。「不安は大きいですが、2013年の新たなスタートとして、このドラマで新しい自分を見せられたらいいなと思っています」と現在の心境を明かした柏木は、「AKB48としての私を応援してくれている方にももちろん見ていただきたいのですが、物語としても幅広い世代の方に共感してもらえる内容になっていると思いますので、それぞれの見方で楽しんでいただけたらうれしいです。“ミエリーノ”を来年の流行語にしていきます!」と意気込む。
企画・原作は「AKB48」総合プロデューサーの秋元康氏。「柏木を見ていると、なぜか、ほっとする。いわゆる、“優等生”だからだ」と柏木を評する秋元氏は、「でも、大人になったら、“優等生”は必ずしも、ほめ言葉ではなくなってくる。特に恋愛においては……。柏木、“優等生”すぎて、変な男に騙されなければいいけどな。悪い男に対する免疫がないから。柏木に恋愛とは何か? を学習させようと、このドラマを企画しました。柏木由紀のように、“優等生”は、このドラマで男と女のずるさを学んでください」と企画意図を明かす。
脚本・演出は、草なぎ剛主演の映画「ホテル ビーナス」などを手がけたタカハタ秀太監督が担当。共演には佐野史郎、今野浩喜(キングオブコメディ)ら個性派が顔をそろえる。
「ミエリーノ柏木」は、テレビ東京系で13年1月11日から放送開始。毎週金曜深夜0時52分。全12話。
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