「ヱヴァ:Q」が「海猿」抜き本年度最高のオープニング興収記録
2012年11月19日 14:55
[映画.com ニュース] 11月17日に全国224スクリーンで封切られた話題作「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」が、「BRAVE HEARTS 海猿」を抜いて、本年度最高のオープニング週末興行収入を記録したことがわかった。週末2日間で観客動員77万1764人、興収11億3100万4600円。興収40億円の前作「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」(公開週末は5億1298万9000円)対比で220%という絶好の滑り出しをみせた。
過去に大ヒットしたアニメ映画と対比しても、破竹のスタートとなった。興収155億円の「崖の上のポニョ」(481スクリーン、週末興収10億2488万555円)、興収48億円の「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」(188スクリーン、同10億3921万4800円」をも上回っている。
都内で9スクリーン(1842席)を備えるシネマコンプレックスの新宿バルト9(ティ・ジョイとTOHOシネマズの共同運営)が、11月17日に観客動員1万5290人、興行収入2567万5800円を記録。同館の日計動員・興収で新記録を樹立した。
公開初日となる17日は、東京・新宿バルト9で午前0時から世界最速上映が全9スクリーンをジャックする形で行われた。早朝6時の段階で動員4087人、興収711万5900円を記録。当日終了時点では、同作だけで動員1万0671人、興収1852万3400円だった。同館では、平日となる19日も午後2時段階で満席の状態が続いている。今後どのような興行展開をみせるのかに、大きな注目が集まる。