村上ショージ「ドラえもん」の声優オーディションを受けた過去を告白

映画は道尾秀介氏の人気小説を原作に、ひょんなことから同居生活を送ることになった2人の中年詐欺師と若い姉妹、その恋人の計5人が共通の因縁を持つ組織から大金をだまし取るために大勝負を仕掛ける。

泉はこれまで数々のオーディションや路上ライブを行ってきたが、今年になってキングレコードが開催した「ドリームボーカルオーディション」で、1万人の中からグランプリを受賞。この日は、自ら作詞作曲を手がけた「スクランブル」を観衆の前で熱唱した。11月21日にデビューシングルが発売されるが、「本当にここがスタート。勢いを弱めずに進んでいけるように頑張りたい」と意気込みを語った。

村上は、1万人のオーディションを勝ち抜いた泉に驚嘆。「僕も昔、『ドラえもん』の声が大山のぶ代さんから代わるときにオーディションを受けました。『ぼくドラえもんですねん』と関西弁で言ったら大爆笑だったんで、イケたかと思ったんですが落ちました」と告白し、会場をわかせた。

あべは“スペシャルゲストのあべさん”として壇上に呼びこまれたため、観客はがっかり。村上が「阿部さんはドラマで忙しいんです」と説明し、あべは「いろんな“あべさん”に声を掛けたらしいですが、僕しか空いてなかったそうです」と申し訳なさそうに語った。

それでも、「2010年R-1ぐらんぷり」王者のあべと、長い芸歴を誇る村上がそろったこともあり、泉はライブの際に観客を沸かせるMCテクニックの伝授をリクエストしたが、村上は「こっちが教えてほしいわ！」。それでも、トークが不安という泉に村上は「結局、何とでもなりますわ。大丈夫、大丈夫」とアドバイスしていた。

「カラスの親指」は、11月23日から公開。