桐山漣、肉食女子の増加を歓迎「サバンナに繰り出したい」
2012年11月17日 12:00
[映画.com ニュース] 映画「大奥 永遠 右衛門佐・綱吉篇」の“女子会”試写会が11月16日、都内で開催され、本作で美貌の公家・大典侍(おおすけ)を演じた桐山漣が上映後のトークイベントに出席した。
よしながふみの人気漫画を原作に、現在放送中の連続ドラマ「大奥 誕生 有功・家光篇」に続く物語として製作された本作。謎の疫病で男性の数が激減し、男女の役割が逆転した江戸を舞台に、女将軍・綱吉と彼女に仕えて大奥に暮らす男たちの愛憎を描く。
映画の中の大奥とは正反対に、約50人の女子が集う会場にひとりで乗り込んだ桐山は客席を見渡し「選びたい放題ですね」とニヤリ。本作での堺雅人、菅野美穂ら実力派の先輩俳優陣との共演について「堺さんは目のお芝居がすごかったです。笑みの中にいろんな感情が入っていて素敵でした。菅野さんとは初共演で、初対面ですぐベッドシーンだったんですが、気さくで物腰が柔らかくキュート、それでいてどっしりと構えた器の大きな方でした。委縮するのではなくいい緊張感で撮影に臨めたと思います」と充実した表情で振り返った。
この日は、抽選で観客の中から選ばれたひとりの“女将軍”の命令を桐山が何でも聞くというゲームが行われ、選ばれた将軍様をひざまずいて迎えた。彼女の「我をお姫様だっこせよ!」という命令を即座にかなえ、「人前でお姫様抱っこをするのは初めてです」と照れ笑いを浮かべた。
観客からの質問で「最近の肉食女子についてどう思うか?」と尋ねられると、自身はバリバリの肉食男子であることを明かし「いいと思います! 肉食男子と肉食女子なら全てうまく行きますよ」と全面的に肯定。草食男子の青年役を演じた経験もあるが、「演じながら『それでいいのか?』と思いました」と明かし、「肉食女子が増えている状況はオレにとってはガッツポーズです。おれはサバンナに繰り出したい!」と力強く宣言。その後も“サバンナ”を連発し笑いを誘っていた。
「大奥 永遠 右衛門佐・綱吉篇」は、12月22日から公開。
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