「ホビット」最新予告編とキャラクター別ビジュアルが解禁！

魔法使いガンダルフ（イアン・マッケラン）が、「冒険の旅に出ないか？」と主人公ビルボ（マーティン・フリーマン）に話しかけるシーンから始まる最新予告編は、ドワーフたちが歌う「Misty Mountain（霧ふり山脈）」に乗せて映像が展開。雄大な自然の中を進む旅の一行をとらえた空撮シーンや、トロル、ワーグ、ゴブリンといった怪物たちとのスリリングな戦闘シーン、そしてビルボと重要キャラクターのゴラム（アンディ・サーキス）が出会うシーンが収録され、否が応でも見る者の期待をあおる内容となっている。

そして、同時に公開となったキャラクター別のビジュアルは、総勢17人という大ボリューム。先に述べたガンダルフ、ビルボ、ゴラムのほか、リーダーのトーリン・オーケンシールド（リチャード・アーミテージ）をはじめとするドワーフ13人、そして原作「ホビットの冒険」には登場しないが、映画オリジナルとして「ロード・オブ・ザ・リング」3部作からの続投となる、エルフの王妃ガラドリエル（ケイト・ブランシェット）も含まれている。

「ホビット」3部作は、「ロード・オブ・ザ・リング」3部作で描かれたフロド（イライジャ・ウッド）の冒険の60年前を舞台に、フロドの養父ビルボの冒険を描く3D超大作。編集作業が最終段階を迎えるなか、ジャクソン監督は「僕たちは、この3部作を1つのつながったストーリーとして完成させたいし、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作の世界観に相応しいものだと感じさせたかった。あの壮大な物語の新たなストーリーを語るため、“中つ国”への旅へと再び戻ったんだと思えるように、すべてを整えたいんだ」と意気込みを語っている。第1部「ホビット　思いがけない冒険」は、12月14日から全国公開。