これで見収め草刈民代の渾身エロス 周防監督「すげえ…」
2012年11月6日 05:00

[映画.com ニュース] 女優の草刈民代が11月5日、東京・神保町の三省堂書店で2nd写真集「INTRINSIC」(ワニ・プラス刊)の発売記念サイン会を行った。2010年に発表した1st写真集「BALLERINE」以来、40代で2度目のヌードを披露した1冊。ボンテージ姿で鞭をしならせるショットや緊縛ショットにも挑んだ渾身の内容で「(写真集は)これが最後だと思う。同世代の方に今じゃないとできないことがあると感じてもらえたら」と満足げにアピールした。
ボンテージ姿で鞭をしならせる過激な妻の姿に、夫の映画監督・周防正行氏も思わず「すげえ……」とこぼしたという。草刈は「叩いてほしいとは言っていなかった」と笑わせた。緊縛ショットは本物の“女王様”の手を借りたもの。「拘束されても精神は自由、自分は自分で中身は変わらないということを表現したかった」と言い、「まさにそんな写真になった。旦那も『縛られているのに自由だね』と言ってくれた」と胸を張った。
今年で47歳に。バレリーナから女優に転身した際に発売した1st写真集では鍛え抜いた肉体美で話題を呼んだが、あれから2年半を経た2nd写真集では“INTRINSIC(内から沸き立つような)”なエロスで魅了する。前作より大胆に、より妖美な表現に満ちた意欲作。「踊っていた時だとこういう風にはならなかった。この年齢にならないとできなかった」と充実感をにじませ、同世代に向けてもチャレンジの重要性を説いた。
写真集は草刈自らが構成・演出したメイキングDVD付き。夫を差し置いてメガホンをとった“初監督作”は、「自分でどこまでできるかなと思ったけれど上出来。面白いものにできた」と自画自賛だった。出演した映画「終の信託」(周防監督)が公開中。(映画.com×文化通信.com)
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