性転換したラナ・ウォシャウスキーが過去の自殺未遂を告白
2012年10月29日 20:30

[映画.com ニュース] 「マトリックス」シリーズを生み出したウォシャウスキー兄弟の兄で、性転換を行ったラナ・ウォシャウスキーが、苦難に満ちた自らの子ども時代を告白した。
弟のアンディ・ウォシャウスキー、トム・ティクバ(「ラン・ローラ・ラン」)と共同監督した「クラウド・アトラス」を完成させたラナは、同作のプロモーションのため、プレスの前にいっさい登場しない従来のスタンスを一変させ、精力的にメディアに登場している。
ハリウッド・レポーター紙によれば、全米最大のLGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー)の支持団体であるヒューマン・ライツ・キャンペーンは、カミングアウトした勇気を称賛し、Visibility Awardを授与。サンフランシスコで行われたパーティーに参加したラナは、受賞スピーチでトランスジェンダーとしていじめにあった子ども時代と、自殺未遂を犯したことを告白した。
25分間に及ぶスピーチは、会場に詰めかけた600人の喝采を得たという。ちなみに、過去には同賞を「プレシャス」のリー・ダニエルズ監督、「MILK」「J・エドガー」の脚本家ダスティン・ランス・ブラックらが受賞している。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【観てない人マジもったいない!!】まだ間に合う!この連休に映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

Dear Stranger ディア・ストレンジャー
【4歳の息子が誘拐された。しかし誘拐犯が死体で見つかった】衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で観たい映画No.1】なにこれ!!? 全員主役級キャストがクセ“マシマシ”異常者に
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント