人気声優・朴路美、実写初主演作を「事務所は断ろうとしていた」
2012年10月26日 05:00

[映画.com ニュース] 人気声優の朴路美が実写映画初主演を果たした「あかぼし」が10月25日、東京・六本木ヒルズで開催されている第25回東京国際映画祭の日本映画・ある視点部門で正式上映され、朴をはじめ吉野竜平監督、俳優の亜蓮が舞台挨拶に立った。
夫の蒸発をきっかけに精神バランスを崩し、新興宗教にのめり込んでいく母親と側で寄り添う息子の姿を描く。朴は、子どもを犠牲にしながら病んでいく母を熱演。「監督から事務所に突然依頼をいただいたけれど、事務所は断ろうとしていたんです。でも、作品が気になって脚本を読んでみて、深い内容に感銘を受けました」と出演の経緯を語った。
メガホンをとった吉野監督は、「最初は全然違う女優さんを考えて脚本を書いていたんです。でも、書いていくうちにイメージがずれてしまった」と明かし、「朴さんのアニメを見たことはなかったけれど、ふとしたきっかけで(朴を)知って動画を見てみて、ものすごくしっくりいった。それから脚本もスムーズに進んだんです」」と朴の存在が大きかったことを明かした。
そして朴は、完成した作品を見ていないと話し「今日初めて見るので、冷や汗もの。みなさんと同じ気持ちで見られたら」とニッコリ。一方の吉野監督は「いろいろな世代、老若男女に共感できる内容だと思うので、楽しんでいただけたら」と自信をのぞかせた。
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