椿鬼奴、男女逆転「大奥」で堺雅人相手にラブシーン初挑戦!
2012年10月23日 06:00
[映画.com ニュース] お笑い芸人の椿鬼奴が、堺雅人と菅野美穂の共演で“男女逆転”大奥を描いた「大奥 永遠 右衛門佐・綱吉篇」で、ラブシーンに挑戦していることがわかった。
よしながふみ氏原作の人気コミックを映画化した「大奥」(2010)の続編。“男女逆転”大奥が誕生する経緯を、テレビドラマ版「大奥 誕生 有功・家光篇」(10~12月に放送)との2部構成で描く。堺は、劇場版の右衛門佐役と、ドラマ版の有功(ありこと)役で一人二役に挑戦した。
劇場版は、ドラマ版から約30年後の徳川5代将軍綱吉の時代を舞台に、覇権争いで乱れる大奥で愛と権力に溺れていく綱吉と右衛門佐に焦点を当てる。尾野真千子、柄本佑、田中聖、要潤、宮藤官九郎らが共演している。
鬼奴は、これまでにお笑いトリオ「森三中」の黒沢かずこが主演した「クロサワ映画」(10)、「クロサワ映画2011 笑いにできない恋がある」(11)などに出演してきた。5作品目となる今作では、壮絶な物語の幕開けとなる冒頭シーンで、堺扮する右衛門佐が体を売る相手・二の姫を演じ、体当たりの演技でラブシーンに挑んだ。
時代劇に初挑戦した鬼奴は、「なぜ私が選ばれたのかさっぱりわからない。私が出演していることを面白がってくれる人がいたらいいな」と恐縮しきり。俳優陣に囲まれた現場に不安もあったようだが、「共演した堺さんにはとても優しくしていただき、助けていただきました」と述懐。そして「こんな男女逆転の、たくさんの美男子に囲まれる設定は、女性にとってとても良い世界観だと思います。森三中の黒沢さんにも教えてあげたい」とコメントを寄せている。
「大奥 永遠 右衛門佐・綱吉篇」は、12月22日から全国で公開。
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