大女優グレン・クローズの妙演光る「アルバート氏の人生」予告編公開
2012年9月28日 13:00

[映画.com ニュース] 今年2月の第84回アカデミー賞で主演女優賞、助演女優賞、メイクアップ賞の3部門にノミネートされた「アルバート氏の人生」の予告編が、このほど公開された。本作で6度目のアカデミー賞ノミネートとなった主演女優グレン・クローズの繊細な演技がひもとかれる。
19世紀のアイルランド。アルバート・ノッブス(クローズ)は女性でありながら、貧しく孤独な生活から逃れるため男性と偽り、ホテルのウェイターとして働いていた。ところがある日、ペンキ職人のヒューバートに女性であることを知られてしまう。ヒューバートと触れ合ううちに、自ら作り上げた偽りの人生に疑問を抱き、女性として自分らしく生きる希望を見いだしていく。
独身女性の身分が低い時代、夢を抱き自分らしく生きる道を選んだアルバートを細やかに、おくゆかしく表現したクローズに目を奪われる予告編。感情を押し殺し、孤独感を漂わせるアルバートは、ヒューバートとの出会いを経て、女性としての自分らしさを取り戻し、人々との絆を深めていく。心温まるストーリーと希望に満ちたメッセージが詰まった本編に期待が高まる。
クローズは1982年に舞台「アルバート・ノッブス」で主演して以来、同作の映画化を熱望。「死ぬ前にこの役を大スクリーンで演じなければならない」という強い意志のもと主演・共同脚本・プロデュースを手がけ、約30年越しのプロジェクトを完成させた。メガホンをとったのは、クローズがガブリエラ・プレコップとジョン・バンビルと共同で執筆した脚本にほれ込んだロドリゴ・ガルシア監督(「彼女を見ればわかること」「美しい人」)。英女優ジャネット・マクティアがヒューバート役を好演し、ミア・ワシコウスカ、アーロン・ジョンソンと若手実力派が顔をそろえる。
「アルバート氏の人生」は、2013年1月18日からTOHOシネマズシャンテほか全国で公開。
(C)Morrison Films
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