上地雄輔、フランス語で挨拶!モントリオールで「のぼうの城」舞台挨拶
2012年8月30日 05:00

[映画.com ニュース] 俳優の上地雄輔が8月28日(現地時間)、カナダ・モントリオールで行われている第36回モントリオール世界映画祭に、「のぼうの城」を引っさげ出席。共同でメガホンをとった犬童一心監督、樋口真嗣監督とともに舞台挨拶に立った。
原作は、累計発行部数130万部を突破した和田竜氏のベストセラー小説。和田氏が脚本も担当し、野村萬斎、榮倉奈々、成宮寛貴、山口智充らの共演で映画化した。「のぼう様(でくのぼうの意)」と領民から慕われた忍城の城代・成田長親が、天下統一を目指す豊臣秀吉方2万人の大軍に、わずか500人の兵で対抗する姿を描く。上地は、敵軍を率いる武将・石田三成を演じた。
上地は、トロント国際映画祭と並び北米最大規模を誇る同映画祭で、海外の映画祭に初参加を果たした。滞在時間20時間という厳しいスケジュールのなか、ワールド・グレイツ部門でのプレミア上映後には、会場に集まったファンに向けフランス語を交えながら挨拶を行った。
今作は昨年9月17日に公開予定だったが、3月11日に発生した東日本大震災を受け、水攻めの描写が時節柄ふさわしくないという配給サイドの判断から、公開延期となっていた。上地は、1年越しの公開に喜びをにじませ「本当は去年封切りになる予定でしたが、日本で大きな震災があって、この時期に封切られることになりました。これをきっかけに日本や世界中に力強さや優しさが広がるように、これを見てもし感動したら、家族や友たちに強さや優しさを伝えてもらえたら」と語りかけた。
犬童監督と樋口監督は、武将のかぶとをイメージした衣装で登場し観客を沸かせた。犬童監督は、同作が史実に基づいた物語であることを説明し「日本は戦国時代と呼ばれ、日本中が戦争をしてその中で誰が天下を取るかという戦いをしていました。いつ自分が死んでもおかしくない時代で一生懸命生きた人たちの姿を描こうと思った」と作品に込めた思いを話した。一方の樋口監督は、「この映画は戦いの話です。敵味方にわかれていますが、どちらが正しい、どちらが悪いということはないと思う」と持論を展開し、「現実に争いごとや戦争は起きてほしくないですが、映画なのでみなさん楽しんでいってください」とアピールした。
「のぼうの城」は、11月2日から全国で公開。
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