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M・スコセッシ監督、遠藤周作「沈黙」映画化の遅れで製作会社から訴えられる

2012年8月25日 18:00

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契約違反を理由に訴えられたマーティン・スコセッシ監督
契約違反を理由に訴えられたマーティン・スコセッシ監督
写真:ロイター/アフロ

[映画.com ニュース] マーティン・スコセッシ監督が、長年温めている遠藤周作の長編小説「沈黙」の映画化の製作を後回しにし、契約に違反したとして、同企画のプロデュースを手がける製作会社から訴えられたことが明らかになった。

訴えを起こしたのは、「みんな元気(2009)」などのイタリア人プロデューサー、ビットリオ・チェッキ・ゴーリ率いるチェッキ・ゴーリ・ピクチャーズ。訴状によれば、同社とスコセッシ監督は1990年に「沈黙」映画化に関する契約を結び、本来なら97年の「クンドゥン」の後に「沈黙」の撮影に入るはずだった。

しかし、スコセッシ監督はその後、「ディパーテッド」「シャッターアイランド」「ヒューゴの不思議な発明」の3作品を「沈黙」よりも優先させたいとして、同社と追加契約を締結。その際、同監督は遅延に関して同社に一定の賠償金を支払うことを約束したが、現在にいたるまで支払われておらず、2012年12月までに「沈黙」の撮影に入るという契約を無視し、別の新作「The Wolf of Wall Street(原題)」に取りかかっているというのが同社の主張だ。

訴状によれば、同社はこれまでに「沈黙」の企画開発に関して75万ドル(約5900万円)を出資済みで、さらにスコセッシ監督の未払いの賠償金は100万ドルにのぼる。なお米ロサンゼルス・タイムズ紙によれば、同社はこの件に関してたびたびスコセッシ監督とコンタクトを取ろうとしたが回答を得られず、訴訟に踏み切ったが、目的は賠償金よりも映画化実現を促すことにあるという。

「沈黙」は、キリシタン禁制が敷かれた17世紀の日本を舞台に、ポルトガル人司祭の苦悩を描いた遠藤の代表作。ダニエル・デイ=ルイス、ベニチオ・デル・トロガエル・ガルシア・ベルナルらが司祭役で主演すると報じられている。


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